糖分は頭を働かせない?

甘いものを必要以上に与えないようにする

甘いものは脳の疲れをとる、と言われますが、大人になった脳と成長期にある子供の脳を一緒にしてもよいものでしょうか。これから成長しなければならない子供の脳に、糖分が多く入ってくると、どうなるのでしょうか。

おいしいジュース、あの中にはとんでもない量の糖分が含まれています。すると、体は「カロリーがもう足りた」と判断します。すると、脳の発育に重要な栄養素である、たんぱく質、脂肪、ビタミン類を含んだいわゆる「食事」を食べたくなくなります。

つまり、必要な栄養がとれない、という状態に陥ってしまうのです。ジュースなどの糖分の多いものをとると、血糖値も上がりますね。よく、食事時間に「おなかがすいていない。食べたくない」という子供を見かけます。「遊び食べばかり。しっかり食べてくれない。いつも残す」というお母さんがいますが、毎日おやつにジュースや甘いお菓子を与えていないでしょうか。甘いものが習慣になって、特に離乳食の頃から満足な食事をしていない、ということになりますと、脳の70%が3歳までに出来上がってしまう、というのに、毎日甘いものばかりで、肝心のたんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂肪は摂取できないまま大きくなってしまうのはいかがなものでしょうか。勉強が始まる小学校に入るころには、すっかり脳の中身はほとんど出来上がっていて、後悔してもしきれない結果にならないようにしたいですね。

言うことを聞かないからといって、好きなものを食べたいだけ食べさせている親と、食べてくれるように工夫する、そして甘いものを必要以上に与えないようにする親、どちらが子供の将来にとって賢明でしょうか。「食べたものでしか体は作られない」ことを考えながら毎日の食事に向き合っていきたいですね。